京都の走り方
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サイクリング計画の立て方

自転車で走るときに一番悩むのが、『どんな順番で、どこに行こうか』 ということだと思います。もちろん、それが旅行前の楽しみではあるのですが、京都にはあまりにも多くの見所がありすぎて、いろいろと欲張りすぎると、とんでもなく無茶な計画になりがちです。そこで、京都を楽しく、効率よく走るための計画の立て方を考えてみたいと思います。

≪目的で走る≫
たとえば、『桜が見たい、紅葉が見たい』 とか 『新撰組の史跡をまわりたい』 というように、目的を決めてからルートを決定する方法です。地図を見ながら目的のスポットをピックアップして、それを線でつないでみましょう。そのときに注意するのが、移動も楽しめるように工夫すること。せっかく自転車で移動するのですから、綺麗な景色を眺めたり、地元の雰囲気を楽しめるようなルートを選べば、ただ目的地に向かって走るよりずっと楽しめると思います。

≪エリアで走る≫
京都の街には個性的な顔を持ったエリアがいくつも存在します。例えば、『呉服の街、西陣界隈』 、『京都の文化ゾーン、百万遍・岡崎界隈』など、それぞれに京都らしさがあり独特な雰囲気を持っています。
それらのエリアを一つか二つピックアップして、ゆっくりと隅々まで走り回ってみるのも面白いものです。意外な穴場を見つけたり、京都の新しい魅力を発見することが出来るかもしれませんよ。

≪なにも決めずに走る≫
風の向くまま、気の向くまま、何も決めずにただ走ってみるのも、たまにはいいかもしれません。「この小路を入ったらどこに行くのだろう?」 とか、「あっちの方向には何があるのだろう?」 なんて考えながら、京都の街をプチ放浪してみませんか。

観光バスやタクシーで行くようなおすすめコースは、たいていが≪目的≫で選ぶコースになっていると思います。ただ、それらと自転車との大きな違いは、バスやタクシーが≪点≫の観光がメインになっているのに対して、自転車は≪線または面≫で京都を楽しめるいうことです。次の目的地までの移動の間も、京都の雰囲気を体全体で感じることが出来る、それが自転車の最大の魅力だと思います。旅行の計画を立てる際は、ぜひそのあたりも考慮していただけると良いのではないかと思います。


所要時間早見表
京都市内の各観光地間の所要時間早見表です。
現在地(出発地)と目的地の交差するところの数字が所要時間(分)です。
時間はおよその目安ですので、ペースや交通状況等によって多少変化します。
早見表
上記以外の場所の移動時間等を知りたい方は、
info@bt-kyoto.com まで、お気軽にお尋ねください。

サイクリングに適した服装

観光でのサイクリングの場合、スポーツ走行ではないので、それほど服装にこだわる必要はないと思いますが、快適なサイクリングを楽しむためには、季節によっては多少の工夫が必要なときがあります。

≪春・秋≫
最もサイクリングに適した季節ですね。基本的に動きやすい服装であれば何でもOKです。
●朝晩と日中の気温差が大きくなることがありますので、重ね着などで対応できるようにするといいと思います。
●春は意外と紫外線が強いので、特に女性の方は日焼け対策をしっかりしておいてください。

≪夏≫
京都の夏は湿度が高いといわれます。自転車に乗って走っている最中は涼しく感じても、降りたとたんに体から汗が噴出すということもあります。ですので、なるべく風通しがよく速乾性の衣類を着るのが基本です。
●汗をかいたら途中で着替えるくらいの気持ちで準備をしたほうがいいかもしれません。
●多くの時間を屋外で過ごしますので、帽子などの熱射病・日焼け対策は万全にしておいてください。

≪冬≫
日中でも気温が10度を超えない日が多くなります。大切なのは体温が逃げないようにすることです。
●風の通らない厚手の手袋と、耳がかくれる帽子は必須アイテムです。
●首もと、袖口、すそなどから風が入らないようにしてください。
●ある程度自転車で走ると、体は自然に温まります。ですので厚着しすぎるのは止めたほうがいいと思います。


交通ルールを守りましょう

ご存知ない方もおられると思いますが、自転車は軽車両として交通法規で定められており、自動車やバイクと同じように守らなければいけないマナーやルールがあります。交通ルールを守って走行することは、他の人に迷惑を掛けないようにするためだけでなく、自分の安全を守ることにもつながりますので、自転車に乗る際は必ず守ってくださいね。

≪信号無視はいけません≫
当然ですね。自転車といえども赤信号で突っ込んで事故を起こしても文句は言えません。時たま、なんでこんなとこに・・・?、というような場所に信号があることがありますが、設置されているということは何か理由があるはずです。

≪一時停止を守ろう≫
見通しの悪いところや広い道路に出るとき、一時停止の標識がある所では、必ず止まって安全を確かめてください。特に京都の場合、細い路地と大通りの交差点がたくさんあり、路地から突然車が出てくるということはしょっちゅうです。

≪左側を走ろう≫
自転車は左側通行です。原則として車道を走らなければなりませんが、自転車通行可の道路標識(標示)があるところなどは、歩道上を走行することができます。車道を走る場合は、進行方向側の道路の端を走行してください。車道を逆走することは、危険ですので絶対にいけません。

≪2人乗りはいけません≫
標準的な自転車は2人乗り用に製造されているものではありません。フレーム、タイヤ、ブレーキなどに2人分の負荷をかけると破損する恐れがあり、安全に走行することができません。


京都で道に迷ったら・・・

もし、道に迷うようなことがあったときには、見通しのいい場所で周囲の山を見渡してください。京都は北、東、西側を山が囲んでいて、南側には山がありません。これを目印にすればおおよその方角がわかると思います。中には五山の送り火の跡がはっきりと残っている山もあります。これを見つけたらもう大丈夫。ただし、大文字と左大文字を間違えないで下さいね。

あと、京都駅方面を目指す時には京都タワー、南北が分からなくなった時は鴨川、京都の南側を知りたい時は東寺の五重塔などが目印になります。春と秋の夜だけの期間限定技として、清水寺のライトアップ中に出ているレーザー光線を目印にする方法もあります。(^^;

それでも分からない場合は、近くにいる地元っぽい人に聞いてみてください。京都の人は結構観光客なれしているので、割と親切に、しかも判りやすく教えてくれると思いますよ。


少しでもラクに走るには・・・
京都の市街は、上ル、下ルと表現するように、北から南へとわずかな下りになっています。少しくらいの移動であればさほど気にならない程度なのですが、これが一日中、自転車に乗って走ろうとすると結構疲れます。ですので、観光プランを立てる時に、なるべく元気なうちに北に移動して、徐々に南に走ってくるようにすれば、比較的疲れも少なく自転車に乗ることができると思います。
全体マップから主な道路の高低差グラフを見ることができます。

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